お前らオヌヌメの文学小説教えろ!続き

249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 20:28:28.40 ID:/eNItPWxO
そして誰もいなくなった

250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 20:41:22.92 id:HcnLh88nO
主がいないんじゃな

251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 20:46:37.92 ID:yUX/bx4mO
風呂でも入ってるんでない。
なぜかこれ読んでると落ち着くってのない?暗誦できるようなの。
フィネガンズウェイクと嘔吐読んでるとスーッとする。

252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 20:52:01.97 ID:/eNItPWxO
山之口貘の襤褸は寝てゐるって詩は俺が唯一暗唱できる詩だがあまり参考にはならないな

253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 20:58:32.37 ID:yUX/bx4mO
たぶん嘔吐が自分の原体験に近いんだと思います。レベルは違いますが。
読書傾向が似てますね。おいくつでしょうか?スレチすいません

254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 21:09:10.10 ID:/eNItPWxO
19男です

255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:12:48.87 id:yUX/bx4mO
>>254
全く同い年wwwなんかすいません。

256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:13:49.65 ID:AOsp+gSd0
稲垣足穂の一千一秒物語
すぐ読める。現代文学っぽい

257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:14:45.87 id:HcnLh88nO
へぇ、若いな

258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:16:38.12 ID:yUX/bx4mO
>>256
少年愛の作家ですよね。三島や澁澤が尊敬してた。
ちょこれっとなんてかわいくて良いですね。

259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 21:17:37.08 ID:/eNItPWxO
>>255
32歳くらいの毒女と思ってた


しかし>>1居ねえな
古典とか全然挙がってないのに

260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 21:19:06.47 ID:U/4ptUSg0
このスレいいなぁ。

志賀直哉好きな自分になにかお勧めありませんか?
志賀の著書の中では短編だけど「好人物の夫婦」が一番好きです。

261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:21:31.89 ID:/eNItPWxO
>>260
誰かも挙げてたけど梶井基次郎とかいいと思いますよ
ちくまの一冊で網羅できるし
青空文庫にもあるかも

262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:22:24.10 ID:HcnLh88nO
まあ中長編は二作しかないしな。梶井は良いと思う。

263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:23:29.51 id:yUX/bx4mO
>>259
ちょっと。でも内面は似ているのかも。
メルヴィルのピエールなんかいい。レオスカラックスが映画化した

264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:25:54.73 ID:yUX/bx4mO
筑摩で全三冊で出てる全集も良いよ。梶井。書簡なんかも良いから。
白樺派と石川淳あたりを勧めたい。

265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 21:25:57.78 ID:h8YliiDN0
西尾維新「ニンギョウがニンギョウ」

266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 21:27:38.39 ID:tiRvPyfaO
俺は読む暇がないので、
プルーストの「失われた時を求めて」を要約してくれ。

267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:34:07.41 id:yUX/bx4mO
ヨーロッパでは教養の一つみたいです。文学的常識みたいな。
全部読む必要はないと思います。
スワン家→花咲く乙女1→ソドムとゴモラ→囚われの女。
何回か読んで深めるといいと思います。ジェイムスジョイスなんかも。


268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:36:04.21 ID:0In8D7QO0
>>266 マジネタバレ。
レズの家で恋愛しても、男は愛を感じなかった → 悪だと思ってたホモの家へ。

269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:36:47.77 id:AOsp+gSd0
フィネガンズ・ウェイクも読む必要無いよなw

270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:40:16.01 ID:yUX/bx4mO
>>268
すげぇ要約。
ジョイスは行き着く先みたいなもんだと。トマスピンチョンとかも。
意識の流れ関連でヴァージニアウルフも綺麗ですよね。


271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 21:42:26.36 ID:tiRvPyfaO
>>268
なんでそんな簡潔な話があんなに分厚くなるんだ…。
数年前にモンティパイソンで知って読もうとして断念したんだが…。

272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:44:54.20 id:HcnLh88nO
ピンチョンは読めなかったわ

273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:46:11.63 ID:I7W8KKWpO
ここまでfate無し

274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:47:01.21 id:yUX/bx4mO
>>271
なるほど!
プルーストの小説は何度も迂回しながら体験させるものだからだと思います。限りなく延化しながら一つの経験に物語がなっていく。だから長いのかも。


275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:49:09.16 ID:/eNItPWxO
古井由吉は読んでると変な気持ちになるな


>>273
セイバーがかわいいだけじゃん

276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:50:16.40 ID:15CyjpiNO
>>273
なんで無いんだろうな!

277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:50:38.10 ID:wzG79z+aO
フォークナーの怒りと響き

278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:51:04.42 id:yUX/bx4mO
>>275
辻邦生とかも。内向の世代特有の空気ですかね。古井が特殊なのか。


279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:55:41.86 ID:/eNItPWxO
>>278
内向の世代なあ…
今の文学はなんてグループ付けされるんだろ

280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:57:27.40 id:yUX/bx4mO
>>279
よく言われるのがJ文学じゃないでしょうか。

281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 21:57:55.63 ID:rtjMFmfk0
カフカカミュ世代

282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 22:31:11.93 ID:/eNItPWxO
なるほどなあ


それにしても>>1は台風で流されたのか?

283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 22:32:33.90 ID:HcnLh88nO
で、現代作家でおすすめは?

284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 22:40:25.99 ID:/eNItPWxO
全く詳しく無いので中上健次とお茶濁す

285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 22:45:01.08 ID:yUX/bx4mO
若い人だと平野啓一郎、鹿島田真希、青木淳悟、藤野可織、円城塔、阿部和重あたりかなぁ。
ちょっと古いが島田雅彦、高橋源一郎、奥泉光、保坂和志、車谷長吉も。ジャンルばらばら。

286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 22:47:59.66 id:HcnLh88nO
舞城を認めないと読解力ないみたいな空気が好きじゃないな
古川日出男も似たものがあるが

287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 22:51:15.22 ID:/eNItPWxO
舞城ってすごい人なの?
ラノベっぽいの書いてる人でしょ?

288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 22:52:55.26 ID:qFGtRA0s0
Kaguya
↑最強 ひなた きゃわええ

289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 22:57:59.34 id:yUX/bx4mO
>>287
凄いよ。けれど語りの形骸から脱してないと思う。それが町田康との決定的な違いだと。
正にJ文学という作家。町田は近代文学の正統的な継承者だが。
ある範囲の人々をある程度満足させるだけの文学。それが悪いわけでは決してないけど、ある種の伝統性に根差さないと何も残らないと思う。


290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 23:05:24.11 ID:/eNItPWxO
なんか現代文学読みたくなってきた
上のリストで読んでみよ

291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 23:13:39.84 id:r8XXep8x0
町田康が近代文学の後継者かといわれるとそれには疑問が残る

292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 23:14:22.45 ID:HcnLh88nO
>>289
最後の一文全く同意

293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 23:15:43.99 id:yUX/bx4mO
>>290
最初は歯痒いかもしれない。けれど各々の作家が歴史的学習をしながら、現代を探っていったものだから耐えながら読むと実になるかも。
先ずは高橋源一郎の「さようなら、ギャングたち」を

294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 23:15:58.90 ID:JURDGJmi0
最近の作家の中では舞城は良いと思うが町田の良さがわからん
といってもくっすん大黒しか読んでないけど

295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 23:20:42.40 ID:9MhBZ9uX0
俺が立てたスレまだあったとは…
てか皆すごい読んでるなぁ。本当に参考になる。

296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 23:23:48.11 ID:/eNItPWxO
>>293
把握した
実は町田と川上はちょっと読んだことあるんだが、あまり魅力を感じなかった
順番に読んだけど町田は二冊で飽きたし川上はただの散文もどきにしか
言葉を変形させるのはいいんだが、それは進化じゃないと思うんだよなあ奇形児みたいな気味悪さを感じる


>>1生きてた!

297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 23:24:16.40 ID:kivgQtvuO
吉本ばななの何とも言えない文章が大嫌いです

298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 23:27:02.29 id:yUX/bx4mO
>>294
くっすん、夫婦茶碗、告白が良いと。
正に物語、物を語る、言語の身体性を極限にした作家だと思う。常に現実を批評しながらそれを極の笑いに変えて自嘲する、という芯の強さ。
告白を読んでほしい。虚構を従来とは別な形で乗り越えてる

299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 23:31:00.22 ID:9MhBZ9uX0
>>296
買い物行ってた!
酒飲みながら読んでる。

300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 23:36:09.60 ID:JDB3Bffc0
>>266
モンティパイソンが要約してる
って既に出てたか 図書館とかで1巻と3巻以降の本の状態の差を見ると笑える

301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 23:40:28.83 ID:/eNItPWxO
>>299
レス見直してみたが癖のあるのばかり挙がってるな
変な言い方だが、ここに挙げるまでもない、超有名なやつもよかったら読んでみてね

302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 23:54:18.38 ID:efwgoVCxO
塵よりよみがえり/レイ・ブラッドベリ
結晶世界/J・G・バラード
人類皆殺し/トーマス・M・ディッシュ
魔法/クリストファー・プリースト

趣味が偏っているのは認める

303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 23:54:38.07 id:JURDGJmi0
>>298
ここまで町田を手放しに褒めるやつ始めてみたw
でも悪いがくっすん大黒で一笑もできなかった俺には告白は厚すぎる

304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/10(月) 23:56:54.85 ID:/eNItPWxO
俺はチャアミイは笑った覚えがあるな

305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 23:57:12.92 ID:HcnLh88nO
逆だな。告白だけは面白かった。

306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:01:37.93 id:Xuq2xzu/O
>>303
町田は誤解されやすいからつい擁護したくなる。あと本人が優しそうで猫好きだから笑
話法がケレン味が強いとか、的外れな批評が多いからね。
ちゃんと読まないと評価は出来ないよ。


307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:03:55.72 ID:xGltBsEsO
オーウェルの1984はどうなの

308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:05:20.10 id:JvabWtD40
俺には町田のやってることは近代文学の伝統を受け継ぎ一歩すすめた
というより、どうやってもただなぞっているだけにしかみえない

309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:06:03.49 ID:Xuq2xzu/O
>>307
見事だけど、動物農場ような諧謔と笑いのめす力はないと感じた。

310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/11(火) 00:11:36.83 ID:gq8uVgOC0
もういっそINU聴こうぜ
飯喰うな!

311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:12:28.80 id:Xuq2xzu/O
>>308
ポストモダンの台頭で読者論、作家論を常に創作の横に置くような作家で溢れた時代に、何かについて解釈し直して誰かに語りかける作家が現れたと自分は感じた。
近代文学がもつそれら告白の制度と潜在的な他者、町田は最初は確かになぞっていただけだが、告白で変貌したと思う。
宿屋めぐりでまた失敗したがまだまだある作家だと思う

312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:15:20.43 ID:xGltBsEsO
なるほど。暗黒社会系でいいのはないかしら。
ブラッドベリも華氏451って書いてるけどこれ全編説教小説って感じでつまらなかった。

313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/11(火) 00:15:37.90 ID:gq8uVgOC0
宿屋しっぱいなのかい
文庫になんねーかと思いつつまだ読んでいないんよ

314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:17:21.05 id:Y0Cnb9iSO
告白読んでみるかな

315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:19:13.79 ID:61CtBF7QO
春琴抄はツンデレの古典的作品
でもにごりえのお力の方がかわいい

異論は認める

316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:19:16.40 id:Xuq2xzu/O
>>312
はげどう、あれは批評家の顔が強い。
貴志祐介の新世界より。かなぁ、うーん。
趣向は違うがマンディアルグはどう?

317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:22:16.79 ID:Y0Cnb9iSO
>>315
S女好きとしてはなかなか魅力的でした

318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:24:54.11 id:Y0Cnb9iSO
なんにせよ語り文体は野坂が一番好きだな

319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:29:36.33 ID:61CtBF7QO
江國ってなぜ売れるの?
文体が特殊だからそんな一般うけするとは思えないんだが

320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:36:48.01 id:rr94tk2j0
『虚数』スタニスワフ・レム
『ヴァインランド』トマス・ピンチョン
『雪白姫』ドナルド・バーセルミ
『アムニジア・スコープ』スティーヴ・エリクスン
『プロタゴニスタ奇想譚』ルイージ・マレルバ

ポモや実験小説はもっと再評価されていい
ジェネレーションXやアヴァンポップも中途にほったらかしになってるのあるしどうにかして欲しいな
レムは神

321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:38:42.78 ID:Y0Cnb9iSO
女性人気が凄いよな
なんでだろ女性の琴線に触れるんかな

322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:38:49.01 id:ddEJj8JI0
フランス文学専攻の大学院生です。

シャルル・ノディエって作家が面白いんで気が向いたら読んでみてください。
あと、ジャック・カゾットもオススメ

323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:40:39.46 ID:xGltBsEsO
>>316
新世界よりは評判いいよね。でもSF大賞で「世界観は素晴らしいが後半は
戦闘中心になるのが惜しい」とか言われてるのはちょっと気にかかる。あれだけ長いし。

マンディアルグでは何がいいの?

324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:41:51.19 ID:2o11ShHiO
・インディビジュアルプロジェクション
・無情の世界
・ニッポニアニッポン

阿部和重は挙がった?
彼のを読むようになってから村上春樹が大嫌いになった

甘いメタファーの誘惑を断ち切れぬ春樹はもう終わったと思う

325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:42:09.87 ID:Xuq2xzu/O
>>320
ゴーレムもいいよね。フィッセンデンの宇宙も前衛SFに加えてほしい。
最近だとジーターのグラスハンマーかなぁ。


326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:45:59.61 id:Xuq2xzu/O
>>322
ノディエは選集でかじったぐらいだった。読んでみます。
阿部和重さんは既出です。みなごろし良いですね。
マンディアルグだったら城の中のイギリス人でしょう。

327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:47:13.57 ID:Y0Cnb9iSO
本開いたら中にコイン挟まってる小説ってなんてったっけ

洋書だと思うんだけど

328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:47:29.59 id:rr94tk2j0
>>325
ベスターの遺作は翻訳されないのかねえ
ゴーレム100の売上しだいだそうなんだが
フェッセンデンはハミルトン自身がベストに選んでる「世界の外のはたごや」が入っていないのが・・・

前衛SFだとラファティかスラデックかな
スラデックはもう一冊ぐらい短編集が欲しい

329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:49:43.46 ID:yigAtwQD0
中二の頃「俺は文学読むんだぜ」アピールをするために
学校へと持っていった本が砂の上の植物群だったのは
俺の人生最大の不幸だったに違いない

330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:49:58.78 id:Xuq2xzu/O
>>328
スラデック読んでみます。日本だったら円城とかですかね?
ポストモダン関連でソローキンのロマンを思い出した。中々凄い小説。


331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:52:33.84 ID:61CtBF7QO
幼年期の終わり
2001年宇宙の旅
アンドロイドは電気羊の夢を見るか
世界の中心で愛を叫んだけもの
夏への扉

SFで5冊あげろと言われたらこれだろ
異論は当然認める

332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:54:19.78 id:ddEJj8JI0
>>326
パン屑の妖精(仙女)がオススメ

というかノディエ読んだことあるってだけで驚いたww

333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:55:31.48 ID:rr94tk2j0
>>330
前衛SFは国産では数が少ないからな
最近だと深堀骨や想像力の文学で単行本出してる面々がそれっぽい
遠藤徹『ネル』はよかった

ノディエは去年岩波文庫で短編集が復刊されたぞ
妖精さんの元祖だな

334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:56:14.05 id:xGltBsEsO
文学方面ならレム、ヴォネガット、ディックとかかな
夏への扉はフツーに良い話だけど

335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 00:58:52.99 ID:Xuq2xzu/O
>>332
読んでみます。ありがとう。以前ゴーティエ関連で読みました。関係ないけどストローブユイレ好き


336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:00:47.80 id:Xuq2xzu/O
>>333
SFは著名なのをなぞったくらいなので、明るくないです。
ありがとうございます。遠藤徹探してみます。

337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:01:42.36 ID:xGltBsEsO
城の中のイギリス人は白水社か。
ここが版権持ってるせいでライ麦も文庫にならないよね。
取り敢えず内容はよさ気なので読んでみよう。

338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:03:37.71 id:Xuq2xzu/O
>>337
白水は無駄にクオリティが高すぎますよね!絶版多いし。
カフカの実存と人生なんかも。

339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:05:11.45 ID:dvGDDgYe0
SFはいまのところ少年と犬くらいしか面白いと思ったことないな

340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:06:20.85 id:rr94tk2j0
SFから文学方面いっちゃった人ならバラードやスタージョン、ディレイニーも
国産だと筒井康隆一択になりそうだから困る

白水社のマンディアルグといや『燠火』はまだ品切れのままなのか
少女陵辱最高というマンディアルグの真骨頂なのに

341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:06:52.05 ID:3YPmxknaP
夏への扉は、爽快感はあるけど、正直評判倒れだった

342 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/11(火) 01:08:21.85 ID:G09Qmpby0
>>337
古本屋でライ麦の文庫版見つけて、
「えっ?」と思って中身みたら英語だった

343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:10:05.36 id:Xuq2xzu/O
>>340
確か文学へ行ってノーベル賞とった方もいるとか。
筒井ぐらい明晰で進化しながら多作な人は絶後ですもんね。


344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:16:23.37 ID:rr94tk2j0
>>343
ノーベル賞はわかんないな
ゴールディングはSF、マジックリアリズムはSFとかその手の話を除けばw

白水はジェネレーションXやポモの牙城の一つなんで頑張って欲しい
バーセルミ作品をもっとuブックスにいれてほしいな

345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:30:21.74 id:Y0Cnb9iSO
いつのまにやらSFスレに

346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:34:44.53 ID:l4CrU5dEO
中島敦好きだー。河童の沙悟浄視点で描かれた話も面白い。

夏にオヌヌメなのは
アゴタ・クリストフの『悪童日記』
とある双子の話なんだけど、淡々と描かれる日常がものすごい恐怖を感じる。
グロ描写ないのに。
ラストは恐怖のあまり本を投げて人間不信になった。

347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:38:20.78 id:Xuq2xzu/O
>>346
中島は動乱期に最も早く文体を確率した作家だと思います。
文字自体と触れ合うような内容の作品良かった。
悪童日記売れましたよねー!

348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:39:19.88 ID:v7v9n5NI0
>>345
流れが変わるのは仕方ないかも。
でも稀に見る良スレだな。まとめサイトに載りそうな勢い。

349 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:41:16.94 id:xGltBsEsO
ハヤカワって言えばトールサイズ化には参ったなー
epi文庫は好きだけど他のも変えちゃうとは

350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:42:16.65 ID:Y0Cnb9iSO
後々見たいしどっか転載してくれると便利なんだがな

351 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:44:44.17 id:v7v9n5NI0
>>350
誰もやらないようならやってみる。
スレ立てたのも俺だし。ただどうやってまとめたらいいか…。
でも有名どころで載らないと意味ないような気がしてきた。

352 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:46:27.67 ID:Y0Cnb9iSO
>>351
編集なくても問題無いと思う

353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:47:48.56 id:v7v9n5NI0
著者がどのくらい有名かどうかはウィキの外国語ページで決まるかもね。
ま、面白いかどうかの指標になるかはわからないけど。

354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:48:41.75 ID:Xuq2xzu/O
いや、中身があんまりないような。
けどvipで初めて役に立ったかも。今日は頑張った。町田康も守ったし笑

355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/11(火) 01:49:41.25 ID:sTQOFw3g0
文学小説っていうくくりが良くわからないんだけど、普通の小説でいいのかい?

356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:49:45.31 id:rr94tk2j0
>>349
読者にお年寄りが多いからその対策としてというのは本当なのだろうか

早川はSFのイメージが強いが普通の外文も結構訳してるからな
異色作家短編集復刊したのは河出の後追いであったとしても良企画
新版のアンソロジーの面子の豪華さに驚いたが

357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:50:33.85 ID:v7v9n5NI0
>>352
編集しないと読みづらくないか?
vipperな俺とか無題のドキュメントとかうまく編集されてるし。
ま、最初はそのまま載せてあとで編集もありかも。
人任せにもできそうだしw

とりあえず過去ログ行きだとモリタポ使わないといけないだろうし。

358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:52:58.43 id:Y0Cnb9iSO
>>354
VIPPER舐めてたわ

359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:53:12.65 ID:Xuq2xzu/O
国書刊行会も幻想文学の普及に貢献したよ。
文学小説ってゆーくくりが多少やっかいだったんじゃないか。でもスレタイがただの小説だったら、ラノベと著名作家の羅列だけで終始したような気が。


360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:55:24.10 id:v7v9n5NI0
>>354
たくさん読んでる人からだとそうなるかも。
俺みたいに読んでないものがたくさんある人には嬉しいスレだと思う。

>>355
俺はエッセイとかも許可しちゃってるから問題ない!かな。
文学ってくくりも難しいしね。

361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:55:37.29 ID:Xuq2xzu/O
>>358
普段VIPはロム専だったけれど、内容が良くて熱くなった。変な煽りもなかったしね。皆真摯でした笑
ただもっと盛り上がれば。

362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:57:27.11 id:Y0Cnb9iSO
ざっと見直したが鏡花も出てなかったんだな

363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:57:38.03 ID:rr94tk2j0
>>359
普及どころか幻想文学を出版業界での売り文句に下にした始祖じゃないか
国書は一番つぶれて欲しくない出版社だ
国書でしか読めない作家多すぎ

364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 01:58:43.57 id:v7v9n5NI0
>>358
vipperすげぇよw
高学歴多すぎ!みんな小さい時から本に触れてるのがわかる。
俺も時間の無駄遣いしてきたなってつくづく思う。
もっと本を読むべきでした。

>>359
ラノベは出尽くしてる感じがしたからね。
これ以上言うと荒れそうだけど。

365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/11(火) 01:59:56.94 id:sTQOFw3g0
夜のピクニックとか良かったな。

366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/11(火) 02:00:45.94 id:G09Qmpby0
>>362
鏡花のオススメを聞こうか・・・
夜叉が池・天守物語・外科室は読んだ、っていうか読みにくいけどなんとか読めた

367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:02:04.18 ID:v7v9n5NI0
国書ってどうかなってググってみたけど、
売り上げ目的じゃない感じが好感持てる。
音楽でいうとインディーズレーベルみたいな。違うかw
でも>>363がつぶれて欲しくないってのはわかった気がする。

368 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:04:57.37 id:Y0Cnb9iSO
高野聖は読んだ?
とっつきにくいもんな
泉花がマザコンで、師のせいで恋愛止められて云々の背景とか知ると面白いかも

369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:05:21.24 ID:v7v9n5NI0
>>365
西脇融と甲田貴子は異母兄妹とあるね。
これはまさか…

370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:06:03.24 id:l4CrU5dEO
>>347
レスありがと!
中島は国語の教科書で知ったんだ。
李陵記?だったと思う。
難しい文体だったけど、感覚で読める不思議。
若くして亡くなったのはすごく残念。

悪童日記を友達に貸したら夜中に電話きたのはいい思い出。

371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:08:14.03 ID:rr94tk2j0
>>367
国書と東京創元社つぶれたら日本の海外幻想小説読みは終了
早川や河出も頑張ってるけど幻想小説にかぎって言えば上記二つの出版社には勝てん
売上目的じゃないから翻訳者や編集者のギャラが大変なことになってるらしいが
アルフレッド・ジャリ全集は無事でるのだろうか・・・


372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:08:38.78 id:Xuq2xzu/O
まとめてみる
ロマン主義から
フランスでは啓蒙主義ルソーが告白しサドの悪徳が栄えていた→スタンダールの赤と黒
ロマン主義のユーゴーへ
ここから幻想探偵文学の開祖ポーへ繋がる。イギリスではディケンズが象徴主義のイェイツに影響を与えそこから意識の流れのジョイスへ繋がる。川は流れる
一方フランスではマラルメ、ランボーの象徴主義が、リルケに理想を与えていた。見つかった何が?
二十世紀のフランスでは写実的なフローベールが自然主義のゾラへ。ゾラは居酒屋を営む。
ジィド、プルーストがチェコのカフカに繋がり、ブルトンがシュールに目覚める。
それを読んでたサルトルが実存主義へと嘔吐する。


373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/11(火) 02:09:15.04 id:G09Qmpby0
>>368
師って尾崎紅葉かしらん
高野聖はタイトルしか知らないし読んでみるわ

374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:19:26.30 ID:Y0Cnb9iSO
>>373
そう!
読んだだけの記憶だからあれだけど

美しい母すずが若くして死ぬ
鏡花は幼い時から美しい母のイメージを抱き続ける
すると母と同名のすずという女の子と仲良くなる
でも尾崎が作家業に悪影響として別れさせる
尾崎が死んでから鏡花すず結ばれる

wikiで年譜見て作品の年表と照らし合わせると面白い

375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:22:13.88 id:M9JwCmDcO
こころ

何回読んでも面白いよ

376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:30:41.34 ID:yigAtwQD0
堀辰雄で病弱な子に萌えることを覚えて
三島由紀夫でおっぱいの重要性に気付き
田山花袋で匂いフェチになったまではよかったが
島尾敏雄でヤンデレに目覚めてしまった、どうしよう

377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:32:27.45 id:Xuq2xzu/O
>>376
川端康成でまた女の子の足舐めてみる!

378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:33:47.97 ID:xGltBsEsO
庄司薫で女医フェチとかw

379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:35:13.72 id:Y0Cnb9iSO
川端は死姦というか睡眠フェチが思い浮かぶ

380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:35:29.45 ID:rr94tk2j0
鏡花と百輭は正字正仮名のイメージが強い
そのせいか慣れるまできついと反射的に身構えてしまう

>>376
変態といえば谷崎潤一郎
Mって本当に素晴らしい

381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:37:05.09 id:Y0Cnb9iSO
鍵とか武州公秘話はマジ変態

382 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/11(火) 02:37:54.33 id:G09Qmpby0
>>379
眠れる美女かw
老人だけにあんな娯楽を提供するのは実にけしからん

383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:38:28.53 ID:yigAtwQD0
そういえば川端康成もそういう系の描写はよくしてたな・・・盲点だった
思えば庄治薫もいたし、谷崎潤一郎も変態だし、安倍公房もエロいな
色々忘れてた

384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:39:37.58 id:Xuq2xzu/O
>>380
そんなんだったら日夏耿之介が笑
春琴や痴人をSMの二元論で読んだらつまらないよ。
古典をツンデレとかに準えるくらいアホらしい。

385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:39:51.75 ID:rr94tk2j0
>>381
『鍵』なんてほとんど晩年の作品なのにな
よく比較された佐藤春夫なんて年取っていくほど脂っけがぬけていったのに・・・
爺になってあそこまで変態なのは素直に感心する
作家じゃなかったら危ない人だなw

386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:42:31.59 id:Xuq2xzu/O
>>385
いや、春夫はたちが悪い。智恵子抄の変態性を掴んでいた男だからな。

387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:43:22.13 ID:rr94tk2j0
>>384
『吸血妖魅考』が大好きだw
偉大なオカルトの先駆者

俺は変態趣味や猟奇趣味、幻想趣味でしか純文って読めないんだ
もしくは実験方面か
それらがない私小説系統の純文って苦手

388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/11(火) 02:44:48.13 ID:G09Qmpby0
谷崎の鍵ね...φ(.. )メモメモ
購入予定hentaiリストに加えた

389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:45:53.88 id:Xuq2xzu/O
>>387
想像力に乏しいやつめ!
志賀直哉の雨蛙なんか描写がないのに強く性を感じるし、剃刀なんて本物のホラーだぞ。

390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:46:33.88 ID:Y0Cnb9iSO
鍵はなんでか地味な扱いだよね
傑作サスペンスなのに

391 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:48:12.26 id:L7iAJlv+0
【レス抽出】
対象スレ:お前らオヌヌメの文学小説教えろ!
キーワード:西尾維新


265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 21:25:57.78 id:h8YliiDN0
西尾維新「ニンギョウがニンギョウ」




抽出レス数:1


これが今のVIPか・・・終わってるな。

392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:48:19.82 ID:Y0Cnb9iSO
>>387はコスプレで丸裸にさせるタイプ

393 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:48:55.91 id:Xuq2xzu/O
>>390
映画化もされてるし、小さいわけじゃないけど、犀利な小品という佇まいだよね。


394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:49:35.72 ID:rr94tk2j0
>>389
根本がSFと幻想の人間なんで
虚構性強くない小説はどうしても好きになれんのよ
こればっかはどうしようもない

私小説は藤枝静男だけでいいです


395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:52:20.41 id:Xuq2xzu/O
藤枝さんの田楽有紳は最高。不当に評価の低い作家の一人だよね。
芥川賞ではかなり落とされてるし。野間文芸賞はとったけど。
医者の仕事第一だから仕方ないか。

396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:52:36.24 ID:Y0Cnb9iSO
みんな今何の本読んでる?

俺は花田の復興期の精神

397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:53:04.41 id:rr94tk2j0
>>392
そして眼球を引き抜きあい、氷柱を女陰に
丸裸というからには皮膚も全部はいで

発想がそういう方向に飛ぶから困る
マンディアルグやバタイユが悪い

398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:54:46.09 ID:/nI5o3LM0
澁澤龍彦はインテリ変態

399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 02:58:07.12 id:Xuq2xzu/O
>>398
コクトーの訳は完璧だし、そうかと思えばバタイユやサドも文句なし。
エッセーが出来りゃ小説も一級品。なんか怖いよこの人。寺山から田舎臭さとって限りなく理知的にした感じだな。
寺山の方が魅力があるが。

猟奇趣味今だと平山夢明とか中井英夫とか。中井は違うか

400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 03:00:13.21 ID:JvabWtD40
金閣寺で母乳をお茶の中にいれる場面こそ至高

401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 03:02:48.02 id:yigAtwQD0
いや潮騒で初江と焚き木している場面だな

402 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 03:02:57.63 ID:JvabWtD40
平山夢明はなぁ……よくも悪くも計算しすぎ
狙っていると言い換えてもいいけど

403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 03:03:25.05 id:rr94tk2j0
>>395
うますぎる作家は文学賞獲れないってどっかの筒井康隆がいってた
山川方夫、小沼丹と私小説っぽいの書いてる作家で好きな作家ってみんな一様に評価が低い
ああいうのは私小説好きな人は駄目なのかな?
そのへんよくわからないけど

404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 03:04:03.62 ID:vC1M7S6QO
中島敦は神
異論など認めない

405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 03:05:46.68 ID:85KAM0AMO
石田衣良の娼年は面白かった

406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 03:08:32.65 ID:Xuq2xzu/O
>>403
小沼丹は素晴らしいけど、ちょうど第三の新人、大江とか開高、石原、吉行が台頭してきた時代だったから。運が悪かったとしか

407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/08/11(火) 03:29:19.49 id:JvabWtD40
急に過疎ったと思ったら深夜三時半だったでござるの巻

408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/11(火) 03:32:56.36 id:Xuq2xzu/O
皆寝たみたいね。ありがとう!楽しかった。また文学で会おう。